元教員のうつ病ライフ🎵

精神障害者の日常を綴っています

クサガメのお世話

今年5月の中頃、父が瀕死のクサガメを拾ってきた。いや、「保護した」。

クサガメはおそらく生まれたばかり。

甲羅に傷があり、膿んでいた。

 

保護してから1ヶ月くらいは

「生きているかな」と思いながら

クサガメの飼育ケースを覗いていた。

 

野生の個体は警戒してなかなか人工飼料を食べないそう。

私はせっせとミミズを捕まえて食べさせた。

それでも食べるのは週1回くらいだった。

6月半ばから気温もあがってきて、

クサガメも活発になってきたように思う。

毎日ミミズを食べるようになった。

「ミミズだけでは、甲羅の成長に必要なカルシウム摂れないか」と考え、

ダンゴムシもときどき与えた。

その間に人工飼料を購入した。

もともと家にあった乾燥糸ミミズは食べなかった。

顆粒状のエサはすぐに食べた!

 

これで一安心。私もミミズ採集に行かずに済む。

そもそも、その頃には日々の猛烈な暑さでミミズも減ってきているようだった。

なかなか見つからなかった。

 

姪っ子(5歳)が遊びに来てカメに声をかけていた。

「〇〇ちゃん(私)と暮らして幸せになるんだよ」と。

カメの幸せについて考えたこともなかったが、

姪っ子の言葉を機にカメの飼育について情報を集め、

きちんとお世話をするようになった。

 

甲羅のカビにイソジンを塗ったり、

足りない栄養を補強する栄養剤を与えたり。

カメは甲羅干しを自らしないので、

強制的に1日1回は体を乾かす。

飼育ケースではあまり動かないので、

散歩させたり、泳がせたりする。

 

一昨日体重測ったら、1ヶ月で7グラムから9グラムになっていた。このペースの増量が妥当なのかどうか分からないが、とりあえず、体がしっかりしてきたようで良かった。

カメは長生きする。

私とあと40年連れ添うかもしれない。

 

ひょんな出来事から、自分の意思とは関係なくカメを飼うことになった。

これも何かの縁。

カメがエサ食べてるところを眺めているのが好き。

栄養剤摂取してこの酷暑を乗り切ってほしい。

そして冬も越せるだけの体力をつけておいてほしい。