元教員のうつ病ライフ🎵

精神障害者の日常を綴っています

西洋薬と漢方薬で体調を安定させる

自律神経失調症の症状がきついので

抗うつ薬を試していくことになった。

いろいろ種類があるらしいが、私は1つ目で合うだろうと思っていた。

1つの薬を試して評価するのに2週間はかかる。

吐き気という副作用はよくあるらしく、

避けて通れないようだった。

それが落ち着くのに2週間かかる。

私は、それに加え頭痛が残った。この副作用はなかなか解消できないらしい。

1つ目の薬を諦め、2つ目、3つ目、4つ目…軒並みだめだった。

薬を変えるたびにまた吐き気があり、これだけの薬を試すのにトータルで3ヶ月はかかったと思う。

すでに病休を取っていたが、もし、仕事している人が、仕事しながら抗うつ薬を試すのはかなりきついことだと思った。

比較的新しい抗うつ薬「レクサプロ」を試すことになった。

他に道はない。やはり頭痛は解消できなかった。

その薬を試しているときに、看護師の友人に「漢方薬を試してはどうか」という助言をもらった。

これ以上薬を増やすのは嫌だったが、

試す価値はあると思った。

漢方薬を専門としている内科を探し、

早速受診した。五苓散(水の代謝を良くする)、甘麦大棗湯(イライラを落ち着かせる)、苓桂朮甘湯(めまいに対応)を処方してもらう。

煎じ薬だと手間だな、と思っていたが、

顆粒の薬で助かった。

五苓散で、抗うつ薬の副作用である頭痛が解消された。

甘麦大棗湯は、口に含んだ瞬間にイライラを治めてくれた。衝撃だった。

苓桂朮甘湯でめまいがかなり軽減された。

 

私の場合、漢方薬がかなり効いた。

この記事をご覧になった方で

西洋薬でうまくいっていない方がいらっしゃれば、

漢方薬も選択肢に入れてみてほしい。