自律神経失調症の症状がきついので
抗うつ薬を試していくことになった。
いろいろ種類があるらしいが、私は1つ目で合うだろうと思っていた。
1つの薬を試して評価するのに2週間はかかる。
吐き気という副作用はよくあるらしく、
避けて通れないようだった。
それが落ち着くのに2週間かかる。
私は、それに加え頭痛が残った。この副作用はなかなか解消できないらしい。
1つ目の薬を諦め、2つ目、3つ目、4つ目…軒並みだめだった。
薬を変えるたびにまた吐き気があり、これだけの薬を試すのにトータルで3ヶ月はかかったと思う。
すでに病休を取っていたが、もし、仕事している人が、仕事しながら抗うつ薬を試すのはかなりきついことだと思った。
比較的新しい抗うつ薬「レクサプロ」を試すことになった。
他に道はない。やはり頭痛は解消できなかった。
その薬を試しているときに、看護師の友人に「漢方薬を試してはどうか」という助言をもらった。
これ以上薬を増やすのは嫌だったが、
試す価値はあると思った。
漢方薬を専門としている内科を探し、
早速受診した。五苓散(水の代謝を良くする)、甘麦大棗湯(イライラを落ち着かせる)、苓桂朮甘湯(めまいに対応)を処方してもらう。
煎じ薬だと手間だな、と思っていたが、
顆粒の薬で助かった。
五苓散で、抗うつ薬の副作用である頭痛が解消された。
甘麦大棗湯は、口に含んだ瞬間にイライラを治めてくれた。衝撃だった。
苓桂朮甘湯でめまいがかなり軽減された。
私の場合、漢方薬がかなり効いた。
この記事をご覧になった方で
西洋薬でうまくいっていない方がいらっしゃれば、
漢方薬も選択肢に入れてみてほしい。