元教員のうつ病ライフ🎵

精神障害者の日常を綴っています

恩師からの年賀状

中3のときの担任の先生と今でも年賀状のやり取りをしている。

昨年の年賀状に休職していることを書いた。

恩師からの今年の年賀状に「話したかった」と携帯番号を書いてくださっていた。

ありがたいが、あまり話したくなかった。

SMSで挨拶文を送った。

恩師から着信があったが取れなかった。

声を聞くのは怖かった。

 

中3の1年間は比較的過ごしやすかった。

おおらかな担任のもとで、私は萎縮せず過ごすことができた。

 

あれから25年。当時としては先進的な取り組みであった「職場体験学習」が、私の学年で初めて実施された。

私は障害児の就学前施設に行くことにした。

仲の良い友だちがそこを希望していたから、

私もそうした。本当は障害児とかかわることに抵抗があった。できればかかわりたくなかった。

私は彼らに何かをしてあげようと思って

接していたが、意外にも彼らが私のために給食を持ってきてくれたり、遊びを教えてくれたりした。いい意味でショックだった。

この経験がきっかけで、私は障害者問題に関心を持つようになり、

その流れで養護学校の教員になった。

 

今では「養護学校の教員」にならなかったら良かった

と思っているが、

障害者問題に関心を持てたことは良かったと思っている。

 

私の中学時代の学年を受け持ってくれた先生たちに感謝したい。