このブログを開設するときに『うつ病九段』を
紹介したいとういう動機を有していた。
この本は自分でも買ったが、私の管理が悪いため家の中を探すのは大変である。
手っ取り早く図書館で借りて、今、手元に置いている。
図書館で本書を探したところ、「医学」のところではなく、「将棋」のところにあった。
「棋士の自伝」という観点ではそのように分類されるのかもしれないが、
うつ病のことを知りたいと思っている人には
アクセスしにくい分類だなぁと思った。
先崎氏は1年で寛解に向かったが、私は1度目の休職から寛解までその倍以上時間がかかった。
病気は、薬を飲んで寝ていて、それである日突然良くなったりしない。
少しずつ、散歩したり、家事したり、姪っ子と遊んだりと負荷を増やして耐えれるようにしていく。
院生時代の先生がこうアドバイスして下った。彼女自身、精神疾患で数ヶ月休職したことがあったとのこと。
「復職は、慎重に。飛行機と同じ。飛行機は離陸と着陸が大事だから。飛んでしまえば、あとはそのまま気流に乗って進むのみ」
なるほど。飛び立つまでが大事。どうしたら良いか分からないけど。
しかし、今の私は復職する気がない。
少しの負荷でもしんどくなりそうだからだ。
20年早くリタイアしたと思うようにしている。
今朝も嫌な夢を見て過呼吸気味だった。
今日はアコーディオンのレッスンがあるので
頓服飲んで落ち着かせた。
曇りや雨の日は気分が悪くなりやすい。
帰りに「ジュリアン」という花の苗を買ってきた。
鮮やかな発色に心が弾む。